
外側はこんな感じ11BM8_ULppとほとんど同じ。

内部はこんな感じで、基板化したので11BM8_ULppに比べてスッキリしてます。

電源部は高圧部と低圧部で分けてあります。

ドライバー部です、ジャンパー修正でも対応できたのですがカッコ悪いので作り直しました。

アンプ回路はFETの差動アンプ+三極部でブートストラップ方式のドライブ段+5極部でCSPP出力段となります。

電源回路です、低圧部のレギュレータはTO-92タイプで十分なのすが入手製関係で無駄に大きいTO-220w

出力段のバイアスは個別で設定可能にしています。
バイアス調整して音出し開始〜透明感のある柔らかい音が出ました〜私はやっぱりCSPPアンプが好き♪音を聞けば特に問題がなのは明らかなのですが、一応は特性を測っておきます。

1W時のF特性です、とても素直なカーブに仕上がります、さすがARITO's Audio Lab製のcspp専用の2K7Wトランスですね。

歪特性です、特性が測定周波数100HZ,1KHZ,10KHZとほとんど同じなので1KHZだけで十分です、最大出力は6Wぐらいでしょうか、クリップする直前に一度下がるという特徴的な歪カーブですが、音質な問題が無いので気にしない事にします。

インピーダンス特性は1Ω以下と十分な値です。

入出力特性です、予定通り1Vでフルパワーが出ます。
なんとか夏になる前に完成することが出来て良かったです、夏は真空管アンプの出番が減りますがこのアンプは真空管アンプにしては省エネなので今年の夏は活躍しそうです。