2011年02月23日

6550A-CSPP実験完了

実験中のアンプのノイズ対策も完了したのでT氏のシステムに接続して音質の評価をしてもらったのでい実験完了となりました。
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最終実験回路はこんな感じで電源回路以外はあまり変化していません。
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初段へのブーストラップ有り無しの比較の結果T氏所有のタンノイ・スターリングでボーカルを聞く場合にはブースラップ有りの方良いとのT氏の感想ですが私も同じ意見です、ブーストラップ無しはボーカルが奥の方に引っ込んでしまいます、その代わりに楽器の音がハッキリ聞えてきますのでボーカルメインに聞くにはイマイチですがジャズなど楽器の音を聞くには良いかもしれませんね、ARITOさんのBBSでCSPPと相性が悪いスピーカーがあると言う話題が出ていましたが、今回の結果からどうやら古いタイプのスピーカーとCSPPアンプとの間には相性問題が存在する感じですね、ちなみに私の最近のユニットを使ったスピーカーではブートストラップ無しのCSPPの方が良いと感じました。
posted by Masa at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 6550A CSPP

2011年02月19日

実験回路ステレオ化完了

実験回路のステレオ化が完了して音が出る様になりました〜とりあえずプレート電流が45mAになるようにバイアス調整して簡易特性テストしました、出力はノンクリップ40W@1khz,F特=11HZ〜50KHZ(0.5dB/7.8W),DF=8.8,Gv=25dBとモノラル時とほぼ同じですが残留ノイズと言うよりハムが13mVも出てしまいました〜調べた結果どうやらバイアス電源のリップルが原因の様なので次のステップでリップルフィルター回路を追加する予定です。

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それとモノラル時には評価出来なかった初段回路のブートストラップ有無と音質の関係を調べてみたのですが、結構差がある感じすね、やはりARITOさんの予想通りブートトラップ有りはCSPPらしさが減る感じがします、ブーストラップ無しの音は16LU8ACSPPに近い音がするのですが、有りの場合は普通のアンプに近い音になりますね、でも多極管のDEPPのアンプとはまた違う感じですので好みにより選択するのが良いかも〜。
posted by Masa at 22:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 6550A CSPP

2011年02月17日

実験アンプステレオ化中♪

お釜スピーカーの妙法寺での音出しも無事終了しましたので実験中の6550A CSPP AMPのステレオ化を始めました〜私の場合は初めて使う球や回路でアンプ設計する場合は回路定数が決まるまではモノラルですが回路が決まり音質の評価に入る前にはステレオにします、そうしないと音質をなかなか判断できないのと何時ものパターンでついつい小さく作ってしまうのでアンプとして完成した後に改修・改造するのが大変だからです。
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バラック実験アンプなので大きい基盤一枚に両チャンネルを実装しました、大きいヒートシンクは6550Aでは必要ないのですが次の実験で使う15EをAB2級動作させる為です。
posted by Masa at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 6550A CSPP