予備のWE388Aが欲しくて時々NetでWE388A情報を探しいるのですがなかなかWE388Aの予備球が手に入れられませんが今日はなかなか良い情報をGet出来ました〜なんと無線関係の博物館の説明にWE388Aの実際の用途が書いてありました!
http://www.rfcafe.com/references/electrical/ims-2009-microwave-museum.htm
情報ではAN/APT-2と言うレーダーを妨害する装置に使われいてたとの記述がありましたのでググッたら結構情報が見つかりました〜
http://aafradio.org/countermeasures/APT-2.html
AN/APT-2と言う装置は第2次大戦中にアメリカ軍機のB-17やB-24爆撃機に搭載されていたとの事です。
http://www.vectorsite.net/ttwiz_08.html
↑ドイツの高性能レーダーを妨害する為に開発された当時のハイテク兵器だったのでしょうね、半世紀以上経った今うちでは音楽再生に利用していますがこの球を開発した人達はそんな事は夢にも思わなかったでしょうね。
2009年11月29日
2008年06月24日
WE388Aアンプの詳細
この球の作例が見当たらないのでこの球を使ってアンプを作る人参考になればと思い詳細をupします、まずは、写真で構造をご覧くださいませ♪

ケースの大きさは
220X190X310(w*h*d)とかなりコンパクトですが重量は14Kgと大きさにしてはかなりヘビーです(笑)

アンプは小型ですが発熱量は相当な物ですのでエアフローには結構気を使いました、運転中はリアパネルの排熱スリットから結構な熱風が出ます。

タンゴのトランスと並んで輝くカットコアトランス?!は私が巻いた手作り電源トランスです。

エアフローはフロントパネルのスリットから吸気を行い、電源部を冷却した空気を背面の6cmファンで外部に排気するルートとフロントパネル近くにある7cmの2個のファンで388Aを冷却して、トランスの隙間から背面の排気スリットに排気する二つのルートがあります

カソードチョークには遮熱板で熱風が直接当たらない様にしてあります、天板は断熱材と遮熱板を使った2重構造なので飼い猫が乗っても熱く無いようになっているので安心です。

二つの大きい基板は市販のSW電源を分解して実装してあり、余ったスペースに高圧電源回路を実装してあります。

388Aを強制空冷する為のFANはパソコン用の7cmで、回転数コントロール可能となっています。

388Aの端子はすべてヒートシックを実装して強制冷却します、また接続するケーブルは高温に耐えるテフロンケーブルです、運転中の388Aの端子は非常に高温になります、アンプが火を噴いてからでは遅いですらね温度管理には十分注意が必要です。

回路は変わった事な何もない普通回路です、388Aは外見は変わっていますが特性はごく普通の3極管なのです。

アンプの回路はSRPPにカソードチョークのカソフォロ直結ドライブで388Aを強力にドライブしています、フィラメント電源の関係でカソード抵抗は左右共通ですが私のアンプはBGMで使うのでセパレーションや定位がどうのこうのと言う話とは無縁ですので問題にしませんが388Aのバラつきはもろにプレート電流にひびきますので近い特性の球を使っています。

電源部の回路でACは電源SW、FLはフィラメントSW、HVは高圧電源SWを表します、またTHSWはサーモスタットでケース内部の温度が50度より低くなるまでAC電源をOFFしても冷却FANを回します、HVはFLを入れないと高圧がONしない様になってます。
手作りの会のお寺大会で無事音出しが完了しその時にきん@品川さんに特性を測って頂きましたWE388Aアンプの電気的特性です

NFBなしなのにDFが2以上とはさすが直熱三極管ですね
周波数特性もBGM用には十分すぎる広帯域です?!

歪特性のカーブが一旦下がるのはA2級動作の領域に入ったからとの事です、さすがカソードチョークは強力ですね!歪は予測に反してかなり少ないので拍子抜けです(笑)

周波数の低い領域ではかなり歪が増えます、オシロの波形からその多くが2次歪との事ですのでその原因の解明と対策をのんびりと進めて行き完成度を高めたいと思います。

ケースの大きさは
220X190X310(w*h*d)とかなりコンパクトですが重量は14Kgと大きさにしてはかなりヘビーです(笑)

アンプは小型ですが発熱量は相当な物ですのでエアフローには結構気を使いました、運転中はリアパネルの排熱スリットから結構な熱風が出ます。

タンゴのトランスと並んで輝くカットコアトランス?!は私が巻いた手作り電源トランスです。

エアフローはフロントパネルのスリットから吸気を行い、電源部を冷却した空気を背面の6cmファンで外部に排気するルートとフロントパネル近くにある7cmの2個のファンで388Aを冷却して、トランスの隙間から背面の排気スリットに排気する二つのルートがあります

カソードチョークには遮熱板で熱風が直接当たらない様にしてあります、天板は断熱材と遮熱板を使った2重構造なので飼い猫が乗っても熱く無いようになっているので安心です。

二つの大きい基板は市販のSW電源を分解して実装してあり、余ったスペースに高圧電源回路を実装してあります。

388Aを強制空冷する為のFANはパソコン用の7cmで、回転数コントロール可能となっています。

388Aの端子はすべてヒートシックを実装して強制冷却します、また接続するケーブルは高温に耐えるテフロンケーブルです、運転中の388Aの端子は非常に高温になります、アンプが火を噴いてからでは遅いですらね温度管理には十分注意が必要です。

回路は変わった事な何もない普通回路です、388Aは外見は変わっていますが特性はごく普通の3極管なのです。

アンプの回路はSRPPにカソードチョークのカソフォロ直結ドライブで388Aを強力にドライブしています、フィラメント電源の関係でカソード抵抗は左右共通ですが私のアンプはBGMで使うのでセパレーションや定位がどうのこうのと言う話とは無縁ですので問題にしませんが388Aのバラつきはもろにプレート電流にひびきますので近い特性の球を使っています。

電源部の回路でACは電源SW、FLはフィラメントSW、HVは高圧電源SWを表します、またTHSWはサーモスタットでケース内部の温度が50度より低くなるまでAC電源をOFFしても冷却FANを回します、HVはFLを入れないと高圧がONしない様になってます。
手作りの会のお寺大会で無事音出しが完了しその時にきん@品川さんに特性を測って頂きましたWE388Aアンプの電気的特性です

NFBなしなのにDFが2以上とはさすが直熱三極管ですね
周波数特性もBGM用には十分すぎる広帯域です?!

歪特性のカーブが一旦下がるのはA2級動作の領域に入ったからとの事です、さすがカソードチョークは強力ですね!歪は予測に反してかなり少ないので拍子抜けです(笑)

周波数の低い領域ではかなり歪が増えます、オシロの波形からその多くが2次歪との事ですのでその原因の解明と対策をのんびりと進めて行き完成度を高めたいと思います。