2024年05月01日

WE388Aメンテナンス

WE388Aの特性を測ったら片チャンネルのゲインが低く、パワーも最大で2Wと少ないのでアンプのメンテナンスをおこないました。
DSC_1375.jpg
アンプの構造から電圧チックするにもケースを分解しないとならない、しかも、フレート電圧は620Vの高圧が・・・16年前に制作したアンプはオーデイオを再開して3年目ぐらいのアンプなので作るだけで目いっぱいでメンテナンス性とか全く考えてないw
DSC_1372.jpg
結局原因はWE388Aの劣化が原因でしたので、予備球に交換して復活させました、予備玉が残り2個と寂しいのでオークションで探してますが、アンプに使えそうな良い物はなかなか出てこないです。
DSC_1376.jpg
メンテついでにSW電源のオーバーヒート対策でヒートシンクを追加しました、以前では冷却ファンの風量を下げるとSW電源の保護回路が働いて388Aのヒータが点灯しない事があったのでその対策です。
DSC_1377.jpg
今回のメンテ後には一応特性を測ったのですが問題ありませんでした、しばらくは大丈夫かな?

WE388A_INOUT.jpg

WE388A_FREQ.jpg

WE388A_THD_L.jpg

WE388A_THD_R.jpg

WE388A_IMP.jpg
特性は悪いのですが、CSPPに負けないぐらい心地良い音が出ています、トリタン無帰還シングルはイイ!、だから16年も解体されずに残っているので〜す。
posted by Masa at 19:36| Comment(0) | WE388Aシングル