2024年12月30日

フルディスクリート半導体アンプ

手づくりアンプの会2024年冬のお寺大会のテーマであるフルディスクリート(ICを一切使用しない)仕様のアンプです、アンプ自体はだいぶ前から構想していたのですが、かなり大げさなアンプなのでなかなか進まず、構想5年、アンプ基板完成から4年後にやっと完成です、制作期間は4ケ月のほどでした。
DSC_4322.jpg
フロントには最近のマイブームでアナログパワーメーターを装備しています、パワーレンジが3レンジあり通常使用でも針が元気よく動く様に調整可能にしてあります。
DSC_4323.jpg
信号入力はXLRとRCAを切替可能となっています。
DSC_4324.jpg
このアンプの巨大なヒートシンクは重量が7kgほどありまして、入っていた箱に超大型ヒートシンクとかいてありました。
DSC_1857.jpg
このアンプは、手づくりアンプの会メンバーの蛯名さん設計の無帰還半導体アンプ基板を4枚使用してブリッジ接続(BTL)の無帰還半導体ステレオアンプで位相反転はトランスを利用しています、電源は左右独立のFETによるリップルフィルターを終段およびドライバー部に採用しております、アイドル電流0.4Aで最大出力は8Ωで60Wほどです、終段のFETの耐圧が低いので電源電圧が高く出来ないのでBTLにしてはパワーが控えめですが、位相反転をトランスでしているのと無帰還アンプのBTL接続との相乗効果でとても聴きやすいアンプとなっております
DSC_4325.jpg
大きくて我が家では設置出来ないし、重いので腰を痛めそうであまり実用的ではありませんが、久しぶりの半導体アンプ制作はとても楽しく行えました、肝心なお寺大会ですが大型ヒートシンクのご利益で優秀賞を頂きました。
posted by Masa at 17:42| Comment(2) | 半導体アンプ

2020年06月28日

超大型ヒートシンク

我が家のメインシステムはサブウーハー用のパワーアンプが故障してからは、QUADえびアンプを4CHモードで使用しているのですが、QUADえびアンプは2CHモード(BTL)での音がとても心地良いのでQUADえびアンプの2台目を製作しています、前回のQUADえびアンプは強制空冷のアンプとして製作しましたが、今回は自然空冷のアンプを目指すので大きいヒートシンクを探していましたが、秋月の店頭で手にい入れました!
DSCF0138.jpg
通販では買えないのでコロナ過の本場に自家用車で買いに行きました、2個で約14Kとヒートシンクだけなのにまるで真空管アンプの様に重たい!、お店の近くのパーキングが利用出来な場合は台車が必要です、秋葉原駅近くのパーキングまで手持ちで運んだのですが、ヘロヘロになりました、ほんとに重たかった。
DSCF0146.jpg
超大型です、ほんとに大きいです、我が家のミミちゃんが小さく見えます。

DSCF0139.jpg
150ox100mmのアンプ基板が4枚余裕で乗ります、ヒートシンクのベースの厚みも10mmと厚いので安心してバイスで咥えられます。
DSCF0144.jpg
ヒートシンクが来たのでようやくケースの検討が始められますが、かなり大きいアンプになってしまいそうです。
posted by Masa at 08:41| Comment(2) | 半導体アンプ

2020年06月08日

マイコン基板完成

えびアンプの制御に使うマイコン基板が出来ました〜
DSCF0093.jpg
CPU回りの最低限必要なものだけの簡単な基板なので、この基板だけでは何も出来ませんがユニバーサル基板にインターフェース回路を組んでアンプの動作モード切替とか電圧のモニターとかに使用する予定です。

DSCF0090.jpg
今回の基板はチップ部品を多用したのでアマゾンで買った大陸製の実体顕微鏡を使い半田付けを行いました〜この新兵器の導入で小さい部品が使える様になりましたので、DAC基板とかD級アンプなどが製作可能になります、えびアンプの次は手づくりDACにでも挑戦してみようかしら♪

posted by Masa at 21:01| Comment(2) | 半導体アンプ