2008年06月24日

WE388Aアンプの詳細

この球の作例が見当たらないのでこの球を使ってアンプを作る人参考になればと思い詳細をupします、まずは、写真で構造をご覧くださいませ♪
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ケースの大きさは
220X190X310(w*h*d)とかなりコンパクトですが重量は14Kgと大きさにしてはかなりヘビーです(笑)
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アンプは小型ですが発熱量は相当な物ですのでエアフローには結構気を使いました、運転中はリアパネルの排熱スリットから結構な熱風が出ます。

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タンゴのトランスと並んで輝くカットコアトランス?!は私が巻いた手作り電源トランスです。

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エアフローはフロントパネルのスリットから吸気を行い、電源部を冷却した空気を背面の6cmファンで外部に排気するルートとフロントパネル近くにある7cmの2個のファンで388Aを冷却して、トランスの隙間から背面の排気スリットに排気する二つのルートがあります

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カソードチョークには遮熱板で熱風が直接当たらない様にしてあります、天板は断熱材と遮熱板を使った2重構造なので飼い猫が乗っても熱く無いようになっているので安心です。

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二つの大きい基板は市販のSW電源を分解して実装してあり、余ったスペースに高圧電源回路を実装してあります。

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388Aを強制空冷する為のFANはパソコン用の7cmで、回転数コントロール可能となっています。
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388Aの端子はすべてヒートシックを実装して強制冷却します、また接続するケーブルは高温に耐えるテフロンケーブルです、運転中の388Aの端子は非常に高温になります、アンプが火を噴いてからでは遅いですらね温度管理には十分注意が必要です。
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回路は変わった事な何もない普通回路です、388Aは外見は変わっていますが特性はごく普通の3極管なのです。
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アンプの回路はSRPPにカソードチョークのカソフォロ直結ドライブで388Aを強力にドライブしています、フィラメント電源の関係でカソード抵抗は左右共通ですが私のアンプはBGMで使うのでセパレーションや定位がどうのこうのと言う話とは無縁ですので問題にしませんが388Aのバラつきはもろにプレート電流にひびきますので近い特性の球を使っています。
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電源部の回路でACは電源SW、FLはフィラメントSW、HVは高圧電源SWを表します、またTHSWはサーモスタットでケース内部の温度が50度より低くなるまでAC電源をOFFしても冷却FANを回します、HVはFLを入れないと高圧がONしない様になってます。


手作りの会のお寺大会で無事音出しが完了しその時にきん@品川さんに特性を測って頂きましたWE388Aアンプの電気的特性です
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NFBなしなのにDFが2以上とはさすが直熱三極管ですね
周波数特性もBGM用には十分すぎる広帯域です?!
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歪特性のカーブが一旦下がるのはA2級動作の領域に入ったからとの事です、さすがカソードチョークは強力ですね!歪は予測に反してかなり少ないので拍子抜けです(笑)
388A_Data3.jpg
周波数の低い領域ではかなり歪が増えます、オシロの波形からその多くが2次歪との事ですのでその原因の解明と対策をのんびりと進めて行き完成度を高めたいと思います。
posted by Masa at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | WE388Aシングル
この記事へのコメント
WE388Aの製作記は初めてです。私も388Aは所持してまして、作ろうと思いつつ17年経過してます<img src="http://blog.sakura.ne.jp/images_e/199.gif" alt="冷や汗" width="15" height="15" border="0" />Pd33W位から三角柱のプレートが赤みを帯び始め40Wでは明るいオレンジ色になったのを覚えてます。発表されている規格は発振管での使用でしょう。このタマのA1級の規格(Pd)はどれ位になるものか?(かなり小さくなるはず)解らないから尚更、作る意欲が抑制されてしまいます。Ebはどれ位掛けているのでしょうか?回路図も小さ過ぎて読めません<img src="http://blog.sakura.ne.jp/images_e/144.gif" alt="ふらふら" width="15" height="15" border="0" />携帯では厳しいですね。
Posted by ゆうじ at 2008年10月13日 09:15
そうですね、画像が悪い事もありますが携帯からでは無理でしょうね出来ればPCでご覧くださませ、で動作は電源電圧560v・プレート電圧500V・電流50mA・バイアス電圧-60v(自己バイアス)でPdは25Wでプレートを赤くしないで使っています、OPTは801A用の14kを使いました、使い難い球ですが出てくる音は801Aに近い音でなかなかです。
Posted by Masa at 2008年10月17日 23:05
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