再度ＮＷを調整

完成と思っていましたが、朝から晩まで色々な曲を聞いていたら時々煩く感じる曲が有りましたので再度NWを調整しました。

変更前のNWです。


変更前の特性です。


変更後のNWです、ツイーターのインピーダンス補正を定数修正して復活して、バッフルステップ補正の定数を修正しました。


修正後の特性です、ほんの少しだけの変化ですが音はかなり違います。

NW定数を変更してすぐには違いがわからないのですが、数日聴いていると徐々に自分の好きな音になっているか分かってきますので、オーディオ機器の調整はやはり時間がかかりますね、まだまだ楽しめそうです。

調整完了

前回の修正で数日聴いたのですが、まだ高域が足りない感じなので、ツイーターのＡＴＴを修正してレベルを少し上げてみました。

変更前のＮＷ回路です、ＡＴＴは３ｄＢ入れてあります。


ＡＴＴはインピーダンス調整を兼ねていたので、ＡＴＴの代わりにツイータに8.2Ωを抱かせてインピーダンスを合わせています。


ＮＷの回路もほぼ決まったのでそろそろ正式版のＮＷ製作を始めてみますかね。


聴いた感じはとても良いので測定する必要は無いのですが念のため測ってみました


４０ｃｍで測った周波数特性です、気になる所は無いですね。


インピーダンス特性です、こちらも問題は無い感じです。

構想から1年半でようやく完成したお出かけスピーカーは、予想外に真空管ＣＳＰＰアンプとの相性が良いので、お出かけで組み合わせて使うアンプには半導体アンプを予定していたのですが、お出かけ用ＣＳＰＰアンプを作りたくなってしまいました〜、次の真空管アンプはお寺大会用の金満アンプの予定なのですが・・・

ネットワーク調整

防振対策と吸音材の調整で全体的に良くなって来たのですが、以前から気になる中域の雑味と高域の輝きが足りない感じを改善を行ってみました。


改善前の4.2KHZクロスのネットワークです。


対策後はクロスを2.5KHZに下げる事で中域の雑味を抑え、ツイターのインピーダンス補正を廃止して高域の輝き増加を試みます。

今回でネットワーク修正が3回目となりようやく満足出来る音になりました、小型BOXなので低域の量感はメインのスピーカーには遠く及びませんが、低域はかなり低い所まで音を聞き取る事が出来るので、アンプの音質評価に使用するモニタースピーカーとしても活躍しそうです。